AI_STANDARD

導入事例

AIだからこそできるソリューション開発を目指しE資格に一発合格

複合機をはじめとするオフィス機器や、様々なIoTデバイスを扱ったサービスを展開している株式会社リコー様。AI_STANDARDの受講後、JDLA(一般社団法人 日本ディープラーニング協会)のE資格に一発合格し、人工知能学会にて論文発表されるなど、めざましい活躍を続けています。

未来予測型ソリューションを開発するためAIを勉強

IoTデバイスを活用したサービスを医療機関や学校、工場など様々な事業領域に展開している株式会社リコー様。音波と電波を用いたデバイスから集めた膨大なデータを分析し、顧客ニーズを捉えた新たなサービスや機能、潜在的な課題の探索等を行なっています。

こうしたデータを最大限活用するために、AI開発ができるAIエンジニアの獲得もしくは育成が急務だったと、デジタルビジネス事業本部センシングソリューションセンターの仲川 正則様は当時の様子を振り返ります。

「集めたデータを可視化するところ迄はできても、未来の予測に基づいたレコメンデーションや最適化等を行うためにはAIに関する知識が必要でした。そこで、AI人材を育成しようとした時に巡り会ったのがAI_STANDARDでした」

JDLA(一般社団法人 日本ディープラーニング協会)の認定プログラムを提供している企業であるため信用できたこと、優秀なメンターがいること、オンラインで自宅で勉強できること等からAI_STANDARDの導入を決めたそうです。

「週末は家族と過ごす時間を大事にしたかったので、平日の帰宅後に自宅で勉強できるオンラインの講座を選びました」

難関であるJDLAのE資格にも見事一発合格を果たす

「独学でもそれなりの開発はできますが、精度を上げるにはやはりAI理論の習得が不可欠」と語る仲川様。当初から、JDLAのE資格(JDLA Deep Learning for ENGINEER)合格を目指していました。

【AIエンジニア育成講座】を受講した後、更にひと月かけて【E資格対策テキスト】で学習をした結果、見事一発合格を勝ち取りました。

はじめてE資格の試験問題を見たときは、あまりの難しさに「あ、これは無理だな」と思ったと仲川様は当時を振り返ります。

E資格はアカデミックな知見を問われる試験であるため、傾向を知りきちんと対策を講じる必要があります。【E資格対策テキスト】は試験問題の例題解説と対策テキストで構成されており、【AIエンジニア育成講座】よりも高度な内容を学習することができます。

試験直前は思うように勉強時間が取れなかったと振り返る仲川様ですが、理解しにくい点や疑問点はその場でメンターへ質問することができて助かったと話します。

「質問をすると、すぐに的確な回答が返ってきたので、理論も実務も熟知している技術力の高いメンターが回答してくれているなと実感しました。正直かなり細かい質問もしたのですが(笑)。お陰様で短時間でも集中して試験対策ができました」

人工知能学会へ論文投稿を行い口頭発表も実施

真摯に勉強に取り組む仲川様は、E資格取得後にも関連論文やWeb記事を読む等、AIエンジニアとしての知見を深めています。現在では機械学習・深層学習に関するアルゴリズムとネットワークについて体系的に理解し、最適な実装方式やモデルを自ら選択できるようになりました。

また実務においても。2019年6月開催の『第33回 人工知能学会全国大会』に、 医療スタッフの行動予測モデル開発をテーマにした論文『病院内行動ログおよび属性情報を用いた行動予測手法の実現』を発表しました。

「センサーデータを利用した行動予測で人手が足りないところを増員するなど、人員配置の最適化が図れるという研究です。勉強の成果として、こういった開発までできるようになったのは嬉しいですね」

社会貢献という大きな視野でAI技術の活用を目指す

学びを生かして、今後は社会貢献できるようなAIソリューションを提供していきたいと言う仲川様。そのためには、もっと多くのAI人材を育てる必要があると語ります。

「正しい理論を身につけて、自ら考え、開発プロセスを回していけるエンジニアを育成するのが今後の課題です。AI開発はクリエイティブさが求められるため、設計図通りに実装して終わりという訳にはいきません」

同時に、エンジニアだけでなくビジネス側にもAIの素養を持つ人材を育てる必要性があると感じている仲川様。

「当社が今後AI利活用を推進するために必要だと考えていることが2点あります。一つは企画部などビジネス側のメンバーがもっとAIについて理解すること。もう一つは、当社は組み込み系のエンジニアが大部分のため、エンジニアがもっと自分で仮説検証のプロセスを回す力を身に付けることです。」

産業応用を進めるためには「こんなサービスを開発してみては?」という提案力のある人材も必要だと考えているそうです。業務課題を見つけ出し、データを詳しく分析して、一緒にソリューションを考えていくことができる人材や仲間が増えてくれると嬉しいと語ります。

企業や自治体等とタッグを組み、既にいくつもの産業応用を実践されているリコー様。様々なビジネスアイデアを楽しそうに説明する仲川様に、AIの明るい未来を感じました。

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