AI_STANDARD

導入事例

「AIは万能ではない」ことを理解してこそ、顧客に最適な提案ができる

株式会社アイネス様では公共・金融・産業の3つのビジネスユニットに分かれ、各ユニットがICTを活用し、お客様のデジタル・トランスフォーメーションをサポートしています。今回は金融のユニットである金融ソリューション本部の方にAI_STANDARDを導入した理由や、実際取り組んだ感想などを伺いました。インタビューに答えてくださったのは、金融ビジネス推進部長 黒田和彦様、業務管理部長 寺川真様、金融ビジネス推進部 府川鉄平様、野沢泰雅様の4名です。

最適解を提案する上で「AIリテラシーの向上」は必須

「私たちは主に、銀行や証券会社を担当しております。金融業界の方々はテクノロジーにすごく敏感で、デジタル化の推進はもちろん、投資も積極的に行なっています」と寺川様。

そういったお客様のニーズに応えるために、「そもそもAIとは何か?」というAIに関するリテラシーを高める必要性を感じるようになったと言います。

また、「機械学習やディープラーニングをきちんと理解するだけでなく、ビジネスに活用できる人材を育成したいと考えていました。」と、アイネス様のビジネス基盤の礎である“SE”に対して、更に付加価値を高めたいと考えていたというのも背景にあったそうです。

付加価値を高めるといったポジティブな背景だけでなく、黒田様は「SIerとしての危機感もあった」と語ります。

「金融、特にフィンテックから始まってAIはかなりフィーチャーされていますが、必ずしもAIを導入するか?と言ったらそうではありません。われわれのサービスとしては、アプリケーションの一機能としてAIを選択するかもしれないし、例えばオープンソースのAIエンジンを選択するかもしれない。漠然とAIと付き合うのではなく、方法論を理解した上で『何が最適か』を選ぶことが出来るという状態にならなければいけない。そんな思いがありました。」

カリキュラムは、実ビジネスに活かせてこそ価値がある

AI_STANDARDを導入した決め手として、アイネス様は3つ挙げられています。
一つ目は、AIリテラシー習得講座、AIマネジメント講座、AIエンジニア育成講座と育成課題別に学べる点。二つ目は通常のシステム開発とAI開発の違いや契約面における知財面での留意点など、実ビジネスに則した内容になっていた点。そして三つ目は日本ディープラーニング協会にも教育プログラムが認定されている点です。

今回AIリテラシー習得講座を受けた府川様は、「受講を通じて、お客様と自信を持ってコミュニケーションが取れるようになった」と語ります。

「そもそもAIというものは定義も曖昧で、理解するのが難しい分野だと思っていました。しかし、学ぶにつれ『AIは魔法ではない』ということが分かりました。何でもできる万能なものではないので、できるものとできないものの線引きを理解する必要がある、と理解できたのが収穫でした。よくお客様から『AIを活用すれば、何でもできるんでしょ?』とご要望いただくのですが、それに対して自信を持って『ここまでは出来ますが、これは出来ません』とご提案できるようになりました。」

わずか一ヶ月という短期間でAIエンジニア育成講座を修了した野沢さんは「実際に手を動かしながら中の仕組みを学んでいったので、より深く理解出来ました。早速実業務にも活かせています」と話します。

「自分が講座を受けた結果として、根拠を持った提案が出来るようになりました。例えば言語解析の話も、『説明変数が多すぎると距離が長くなるから、もうちょっと絞りましょう』など、より具体性を持った説明が出来ています。」

アイネス様は今後、AI_STANDARDを活用して「我々のビジネスであるSI開発のなかで必要に応じて機械学習やディープラーニングの要素を加えた開発も行っていきたいと考えている」と言います。また、お客様先に一定期間常駐して支援作業を行うケースでは、「各自の判断でAIを活用したサービスを積極的に提案していきたい」と展望を述べています。

「常駐するメリットは、やはりお客様の最も近くにいられるという点です。じきにいろいろな業務システムにAIが入っているのが当たり前になってくるので、その時にしっかりとサポートできるようにしていくのが目標です。そのために講座を活用して、今から知識と経験を身につけておく必要があります」と寺川様は語ります。

社内のAIリテラシーを向上させる取り組み

(株式会社アイネスweb社内報より一部修正して抜粋)

現在受講しているメンバーの中には、AIについて学んだことを社内で発信している若手の女性エンジニアの方もいるそうです。彼女のような優秀な若手エンジニアの活躍が、社内でも注目されています。

「現在AIに関連する業務をしていない人にも関心を持ってもらうために、例えばレコメンド機能を紹介する時、人気のアニメを絡めて解説しているんです。ただ講座で学んだことだけでなく、それをどう実際の業務に生かしたかまで言及しています。このようなレポートがきっかけで、社内全体のAIに対する関心をより高めて欲しいと考えています」

今後、ますます産業界での活用が進んでいくAI。しかし、AIは全ての課題を解決し得る万能なものではありません。だからこそ、アイネス様は「AIとは何か」「どのような方法論があるか」を理解し、お客様のニーズに即してAIを含めたあらゆる手段を提案ができるよう、講座を積極活用されています。そのような提案が出来る人材が、AI活用がスタンダードとなったフェーズで求められるビジネスパートナーなのだと感じました。

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